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2025年2月10日
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2月11日は、建国記念の日という祝日です。
現在、祝日は16日あります。これは、祝日法で規定されていますが、建国記念の日のみ、2月11日という日付が政令で定められています。
現在の祝日法は1948年(昭和23年)に制定され、当初は、元日(1月1日)、成人の日(1月15日)、春分の日(春分日)、天皇誕生日(4月29日)、憲法記念日(5月3日)、こどもの日(5月5日)、秋分の日(秋分日)、文化の日(11月3日)、勤労感謝の日(11月23日)の9日でしたが、1966年に建国記念の日(2月11日、紀元節と同日)、敬老の日(9月15日)、体育の日(10月10日)を加えた12日になりました。
その後、1989年にみどりの日、1996年に海の日、2016年に山の日が加わり、2005年に4月29日がみどりの日から昭和の日となり、5月4日がみどりの日となったため、現在の16日になりました。
振替休日の制度は、1973年に、祝日が日曜日のその翌日の月曜日を休日とする振替休日が制定されました。つまり、1973年までは、振替休日はなかったのです。
また、1985年に、2つの祝日に挟まれた平日を休日とする国民の休日が制定されました。これにより、以前は休日ではなかった、憲法記念日とこどもの日に挟まれていた5月4日が国民の休日になりました。国民の休日が5月4日以外の日にはじめて適用されたのは2009年(平成21年)の9月です。この年は、敬老の日が9月21日、秋分の日が9月23日であったため、9月22日に国民の休日が適用されています。最近では、2015年が同じ並びになりました。
春分の日と秋分の日の正式な日付は、その前年の2月に官報に掲載される暦要項により決定されるものなので、将来の敬老の日と秋分の日に挟まれた国民の休日にいつ適用されるかは、現段階では、不明ですが、内閣府のHPによれば、なんと、2026年は9月23日が秋分の日となるため、この並びになります。
訪問スケジュール担当者には、難問になりますが・・・。
内閣府「国民の祝日」について https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html
国立天文台「よくある質問」 https://www.nao.ac.jp/faq/a0301.html