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2025年11月23日
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翌日、昨日巻いてもらったテーピングのまま、整形外科を受診する。
受付で、問診票などを記入し、病院の車椅子を借りて、整形外科外来の待合まで移動する。
番号を呼ばれ、診察室でうつ伏せになり、アキレス腱を診察される。
やはりアキレス腱断裂。
その後は、シーネ固定されて、血液検査や心電図、尿検査、肺機能検査などの術前検査が進んでいく。
最後は、エコー検査。
部分断裂であって欲しいと願いながら、暗闇の中、目を凝らして、画面を眺めるが、完全断裂のように見える。
一連の検査が終わり、その日は、手術療法にするのか、保存療法にするのかを決めずに、翌日の外来で、どちらにするかの返事をすることになる。
診察後は、松葉杖を借り、移動のストレスは激減する。
人生4回目の松葉杖。
4回目ともなると、松葉杖の使い方は心得ているので、移動もスムーズになる。
帰宅後、アキレス腱断裂についての論文を検索しながら、どちらがいいのか考える。
保存療法と手術療法で長期予後に変わりはないという論文もあるが、やはり手術療法の方が、歩行獲得までの時間は短いなどなど・・・。
論文の術後経過を読みながら、遠い記憶の中にある、前回のアキレス腱断裂後の経過を呼び起こしていると、怪我以外のいろいろな風景が頭の中を走馬灯のように蘇る。